Various Gemstone Pendants.
2024.10.25
-Various Gemstone Pendants_1-
-Various Gemstone Pendants_2-
色々な宝石を使ったペンダントをつくりました。
ルース(裸石)を眺めながらあ~でもない、こ~でもないとラフデザインしている時が一番たのしいな~~
オーストラリア産ボルダーオパールのペンダント。
ベゼルは薄い覆輪留め、取巻きもシンプルな光のラインを意識しました。
こちらも同じくオーストラリアンボルダオパール。
ブルー調の母岩に綺麗な虹色の光彩がゆらめいて思わず惹き込まれてしまいます。
白蝶貝のペンダントです。
ベゼルはミドルスパンにスリットを入れました。
ちなみに貝もすべて自分でカットしています。
綺麗なリフレクションがでる微妙な角度を探しながらカットしていきます。
こっちは黒蝶貝。
こちらもスリットベゼルですがペンダントボディは極細スリットを入れてみました。
ハイグレードヒューベイターコイズ。
ペンダントボディからベゼルにかけて極細スリットデザインにしてそのままターコイズを留めています。
こちらは小さなハイグレードヒューベイターコイズです。
スリットベゼルにツイストロープという定番スタイルにしてみました。
アリゾナ産スリーピングビューティーナゲットターコイズのペンダントです。
ハンマートーンのペンダントボディにスリットベゼルでセッティングしました。
やっぱりスリーピングビューティーのスカイブルーは本当に映えますね。綺麗です。
One and only pendants.
Making by ITALU-YA
High Grade Hubei Turquoise Ring.
2024.10.11
-High Grade Hubei Turquoise Ring-
さあ、やっとこさ秋!
秋到来ですね~、もう暑くないのがほんとうに嬉しいです。
毎年、なぜか秋はターコイズが良く出ます。造屋では「ターコイズの秋」と言っております。
本当に綺麗な High Grade Hubei Turquoise を使った指輪のオーダーメイドです。
今ウチにある小粒のHubeiちゃん達は運良く、上質な割にリーズナブルに入手できたターコイズなのです。
みずみずしく、まるでキャンディーのような粒の中に、スパイダーウェブと深いブルーから淡いスカイブルーが美しくグラデーションし、天然鉱物の数万年の偉大さを感じる貴重な母なる大地の産物です。
ベゼルブリッジ、リングサイドにスリットを入れて、「波唐草」の模様を一つ一つスタンプしていきます。
リング後ろもぐるりと1周するように波唐草を入れていきます。
リングは号数、ベゼルは一つ一つターコイズに合わせて作っていきます。
ターコイズ達は一つ一つ微妙にいびつな形をしておりますので。それにあわせなければなりません。
厳選もちろん。全てが使えるターコイズ(宝石も然り)じゃない(泣)
というか、「綺麗」と思えないと納得いかないので作れない。というのが本音です。マジですよこれ。
(もったいないという理由で過去に作ったが結局、完成物が美しくないし、結果ダメなんですよね)
銀の板に波唐草を打つ。ただの銀。そのままの鉱物である銀に何かを与えていく。
生まれ変わる準備が出来ている銀たち。
ターコイズをふせ込む前。コンコンとセッティングしていきます。
様々なパターンあります。
ALL SILVER、から ALL GOLD(K18)まで。
※GOLDは時価相場となります。
Making by ITALU-YA
叺-カマス-のLeatherCraft Custom Ordermaking
2024.08.28
-KAMASU- LeatherBag.
いや~…今年の夏は酷暑続きで参りました本当に。でもやっと若干ですが和らいできましたでしょうか…。
叺。かます、ね。刻みを入れるポーチ?ミニバッグですね。
これは明治期の物だと思うので、相当古いと思います。
金具類がいかしてるんだほんとに。
やっぱり凄いです昔の職人は。
タガネで彫ってるのでね、彫りが立ってますよね。
打出しと和彫りなので加圧されている=光沢が違う。
何が違うかな。環境?道具?意気込み?美意識?
100年後の人は今作られたものを見て同じこと思うかな?
正直今はレザー単体のオーダーは受けていません。
10年以上前のお客さんで来てくれた嬉しさと、金具を生かしたいというご要望がありましたのでお受けしました。
金具を生かしてなんとかまた使いたいんだそうな。
久々のレザークラフト…。久々だと楽しい(笑)
でも難しい(笑)色々な方がおられますが私個人は銀と革はやっぱり全く別物と思います。
革はやっぱ動物の皮ですよね~って感じ。銀は鉱物!って感じ。硬いけど素直。いにしえのしろがね。
ここに龍を乗せると。寿命が違うんですね。革はもって100年?普段使いしたらもちょっと短いかな?リペアしながら大切に使えばもっともつかも。
位置調整して。
龍。Dragonじゃないっ!デュァゴェンじゃないーーっ!!り、ゆ、う、龍っー!
って100歳超えの龍が怒るでしかし。
マチが2か所あったのでそこが大変でしたかね。
さあ、またここから一体何年もつのでしょうか。
昔はお若かったけど今は立派に青梅市の方で歯科医さんを営んでおられるOさんにお渡ししました。
素敵~、と喜んでくれた姿が嬉しかったですね。
・プラム歯科医院
https://www.plum-d.jp/