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2018.03.26
オフグリッドライフ
さっき、先週注文していた本「わがや電力」が届いた。パラパラと冒頭だけめくったけど凄く面白そうだ。なんでも我が家でミニトマトを作る如く電気も作れるらしい。今日から布団の中で寝ながらじっくり読む本にはもってこいだ。年1回、店の前も通過する原発反対のデモ行進。「・・・でもこの人達って家帰ったら、『はあ~今日もデモやったな~』って冷蔵庫から缶ビール取り出して、リモコンでピッとTVとエアコン付けて一息ついてたりして・・・」と想像してた。でも時代は変わってきてる。オフグリッドって言っても電気だけじゃない。電気、水道、ガス契約しないで生活。フルオフグリッド。もう尊敬に値する。「原発反対~っ」耳元で大声で怒鳴っても許される説得力。でも実践してる人ほどデモしないのが世の常。若い世代の方々の方が関心高いし増えてきてますね。人間てやっぱり凄い能力備えてるなあと思う。生まれた時から家の中にコンセント。蛇口ひねれば水が出る。スイッチ押せば火がつく生活してきてる世代なのに。戦後の復興と高度経済成長から瞬発力で一気に来ちゃったエネルギー問題にちゃんとブレーキをかけだしております。よく考えるとこんな必要ないよな?っていう気づき。モノもエネルギーも。社団法人名に感動した。まだまだ黎明期ではあると思いますが、進路はこっちの方向なんだろうなと思う。問題は随所の肉体的な労力や衛生面、経済面だろうなあとも思う。特に女性、子供に安全安心を提供できないと生活もへったくれもないわけで。そういう意味でも前出した「尊敬」という言葉は、今まさに前衛的な生活をされている主婦の方の為にあると思う。理想を支える現実の生活に主婦がいかに過度な労働や我慢が強いられない快適な生活があるかどうか。あれば必然的に人々に求められ経済としても成り立つはずだ。もっと点が増えて、線で繋がって、メーカーも出てきて、競争が生まれてマーケットが大きくなれば、大手企業の提供するモデルハウスはオフグリッド・コンセプトが常識となるだろうし。昔、大橋巨泉の「こんなものいらない」というテレビ番組があった。社会においてムダな物や法律など視聴者から募集したテーマを切っていく風刺番組だったが「大橋巨泉おまえこそいらない」というテーマで最終回を迎え番組が終わった流れには笑った記憶がある。要はどんなにナチュラルでクリーンな生活でも、女性、子供、しいては老人や障害者の方々が「もう無理!」ってキレられちゃったら成り立たないんだよなあ・・・と思う。フルオフグリッド、セルフビルド(しかも費用60万!)、しかも敷地8000坪(笑)っていうツワモノもおります。・地球生活NEO:http://neoearthlife.com/わがや電力 / 書籍・ダイナミックラボ:https://shop.sonohen.life/