2018.07.04
ナチュラルターコイズのサイズ直しと欠け修理
ナチュラルターコイズ。サイズ直しとターコイズ欠けのリメイクです。こちらはローンマウンテンのナチュラルターコイズ。サイズ直しです。こっちはスリーピングビューティーのナチュラルターコイズ。右下部分が欠けちゃってます・・・まずはローンマウンテンの方からターコイズを外します。ナチュラルはもうこの時点から気をつけないと・・・割れる!無事取れました。サイズ調整してバーナーにて溶接します。外す時に取って置いたクッションを敷き直します。留め。ナチュラルなんで慎重に・・・お次はスリーピングビューティーの方です。パキッといかないように外していきます・・・。経験と勘が頼りですはい・・・。なんか古びた固まったクッションが出てきました・・・一応取っときます。欠けた部分を綺麗に研磨するリカットです。ここが一番危ないですね。なんせナチュラル。脆い。リカットしてターコイズの形が変わったので、それに合わせて石枠も新しく作ります。石枠をバーナーで溶接。欠けてた所がスペースが空いてしまったのでシャカ玉(銀球)を入れて飾りとします。石留め。慎重に・・・慎重に・・・写真ではメッチャ振りかぶってるように見えますが超スローにやってます実際は。綺麗に伏せこみます。なんとか割れずに加工完了しました♪ https://www.italu-ya.com/wrc_110.html Custom by ITALU-YA
2018.05.31
オーボエペンダント&ブローチ製作_仕上げそしてアッセンブリ編_STEP3
組み上げた銀製のキーとパーツ群を磨き上げていきます。そーっと・・・あまり強く押し当てるとバビン!ってキーが曲がっちゃうからっ。研磨して、変色防止も含めパーツ類全体にRhメッキをかけます。黒檀ボディに組み込んでいきます。細かな調整や細部の仕上げが結構時間かかります。実使用に耐えうるように強度も考えながらしっかり留めていきます。完成!ブローチとしても、ペンダントとしても使えます。全長約7cm。大人の手の人差し指くらいですね。オーボエペンダント&ブローチ製作 完。いやあ、結構日数をかけて製作しました。本当に作り甲斐があったし、本当に勉強になった。そして楽しかった。何と言っても黒檀という材と銀の光沢がこれほどマッチするとは思わなかった。黒檀が持つ硬さと気品の様な物がきっと貴金属である銀とあうのでしょう。全ての記事に目を通して頂きありがとうございました。See you next time♪
2018.05.15
オーボエペンダント&ブローチ製作_パーツ編_STEP2
さあっオーボエのパーツ製作編でございます。キー?というんでしょうかね、この小さな指で押さえるパーツ。ほぼ1mmです。黒檀ボディに対して全体のバランスを見ていきます。これは・・・パイプとパイプを繋ぐバーの様なモノ。設計図を見ながら、少しづつ組み上げていきます。あれやこれやのパーツも用意していく・・・なんとなくカタチに・・・そしてこの大きなキー達!これらは動くようにしたい!いやせねばならぬ!キー同士の当たる感じも考えねばならぬ! とりあえず Setting, and checking.こっち側も伸ばしていく~まだまだ全貌は見えぬ!もう・・・そろそろ?キーの中にはですね、真ん中に穴?というか窪みがあるのがありまして・・・やはりそれらも再現したいというのがアソビゴコロのオトコゴコロ。クランクみたいなBLOCKもある。忘れてはいけません。ブローチでもありながら、ペンダントでもあるのです。なのでバチカン金具も One Off Making.こっちはブローチの針側のパーツ。こちらも One Off Making! 必要な役者たちは揃いました。あとは彼等を研磨、仕上げていき、そしてひとつに組上げていきます。 オーボエペンダント&ブローチ製作_仕上げそしてアッセンブリへ編_STEP3へ